知的障害児にしか書けない,「心に響く」文字でオリジナル名刺を制作

キセキノロゴ制作事例 MIZUHO Group 様

お客様の声/制作事例

MIZUHO Group 様

 

お写真:
学校法人 医学アカデミー 薬学ゼミナール 渋谷教室 専任講師 藤田大介様
学校法人 医学アカデミー 薬ゼミトータルラーニング事業部 主任 佐久間葉子様

– MIZUHO Group様は、学校法人医学アカデミーの薬学ゼミナールを始めとして、医療法人瑞穂会、社会福祉法人さくら瑞穂会の各法人を運営され、「弱者にやさしい人づくりと、愛される地域医療」を目指して取り組まれておられるグループ企業です。今回MIZUHO Group様のグループとしてのロゴマークをデザインさせて頂きました。

– まずキセキのロゴをご検討くださったきっかけは?

これまで各法人が個別に地域貢献活動などに取り組んできましたが、今年の創立40周年の機会に改めて事業の垣根を超えて多彩に活動に取り組もうと「ありがとうの架け橋プロジェクト」を立ち上げました。これは私たちにとって自分たちを見つめ直す大きなチャレンジとなりました。そしてこの活動を始めた中でキセキのロゴのことをたまたま報道で知り、これからの自分達の活動にふさわしいデザインになることを期待して連絡を取らせて頂きました。

-最初にデザイン案をご覧になった感想はいかがでしたか?

最初に10案ほど出していただいたと思いますが、それを見たときに思わず、「わーっ!」と声が出てしまいました(笑)。学長もとても感激して、「こんなにも豊かな発想で、あたたかく、優しい絵が出てくるのか」と驚いていました。見ていてとても温かい気持ちになれました。

-そんな中から選んでいただいたこロゴに対する、職員の方々の反応はいかがでしょうか?
職員の間でも、すんなりと受け入れられているようです。デザインの選定にあたって人気投票を行なうなど制作過程から関わってきたこともあり、「みんなで作ったデザイン」という意識があるのだと思います。特に女性に人気があるようです。デザイン的にも親近感が持てるので距離感が近いのかもしれませんね。
またデザインコンセプトの文章(最下段参照)も作っていただきましたが、それもあわせて読むことでさらに自分たちの思いと明確に繋がったのだと感じています。職員の気持ちがロゴに引っ張られてきており、少しずつ意識にも変化が起こっているようです。

-ところで8月7日に西武ドームで行われた、40周年記念イベントにもお招きいただきありがとうございました。ロゴを描いたICHIRO君をお招き下さっただけでなく、オープニングで西武ドームの大画面を使って私たちの活動についてもご紹介いただきました。私たちにとってはすごいサプライズとなり、感激しました。

ICHIRO君は我々職員の間ですっかり認知されています(笑)。会場のあちこちで、たくさんの職員が声をかけさせて頂いていたようです。また一緒に販売させていただいたTシャツもとても人気があり、ほぼ完売でした。

-イベント当日は私たちも本当に楽しみませていただきました。ICHIRO君の親御さんにもとても喜んでいただけました。私たちの想像を超える扱いをしてくださり、私たちにとっても忘れがたい「ハレの日」となりました。本当にありがとうございました。それでは最後に、これからの取り組みについてお聞かせください。

40周年で取り組んできたことを元に、私たち職員が事業の垣根を超えてこれからも地域で活動していく場作りを進めていきます。職員ひとりひとりが障害を持った身近な皆さんとかかわる機会を設けることはとても重要なことだと考えています。特に薬学ゼミナールは、薬剤師国家資格試験のための予備校であり日本全国に教室があります。これからの薬剤師にとって地域密着はますます重要となってきますので、彼らにも日常の中で社会的な関わりを深めていく視点を持ってほしいと考えています。

- 本日はお忙しい中ありがとうございました。これからの皆様の活動を楽しみにしております。

MIZUHO Group ホームページ
http://www.mizuhogroup.net/

取材後記:
デザインを作る準備段階で各グループの現場で働く職員の皆様からも、どのような思いで日々仕事に取り組まれておられるかをヒヤリングさせていただきました。それぞれのお仕事内容は違っていても、「人のために」「社会のために」という言葉が皆様から気負うことなく自然と出てくるのを伺わせていただくことで、グループ全体に通底する大事なものがはっきりと見えてきました。今回制作させて頂いたロゴが、少しでもMIZUHO Group様のそのような姿を現わすことができていたならば幸いです。

デザインコンセプト:社会や地域とのつながりと,グループ全体の発展を表すMUZUHO Groupのシンボルツリー

樹木をモチーフとして、まずは大地(社会や地域)としっかりと太い幹でつながり、そこから、ブルー、グリーン、ピンクのグループカラーを基調としながら、カラフルで元気に上方向へのベクトルを示す、果実や鳥、人など様々なものに形容できる自在なカタチが手を取り合いながら羽ばたいてゆくイメージを表現しています。

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